烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう）は古代インド神話において「ウッチュシュマ」とか「アグニ」と呼ばれた「炎の神」です。
この世の一切の不浄を烈火で焼き尽くす神力を持っている五大明王の一尊に数えられています。
心の浄化はもとより、日々の生活のあらゆる不浄を清める功徳があり、火神のほか、
「厠の神」としても信仰されています。

今回、資料をもとに粘土人形にしてみました。
一つの面に三ツの眼を持ち、６本の手に宝剣、杵、棒などを掴んでいます。
台座に炎の形の衝立を立てて人形を囲んでいます。
見開いた眼であらゆる不浄を見つけて焼き尽くす、
そんな明王像をイメージして作りました。
※容姿も手にしている物も創造で形にしてみたので
　『ご利益』も仏像のように『おごそかさ』もありません。
　ただ、少しでも心の癒しになれば嬉しいです。

●人形の材質は石粉粘土、アクリル絵具で塗装しました。
●小物はそれぞれ、木や紙を加工しました。
●台座は木を土台に粘土を使用しています。
●背面の衝立はポリプロピレンに和紙を貼り、
　炎をイメージさせる色味に仕上げました。
●色合いは台座を艶ある黒と金で仕上げ、人形は「火の神」から、赤系タイプ
　と逆にオレンジ色の衝立と対比の青系タイプの２種類。
　目の色は胴体に対して目立つ「白」。三つ目の眼はビーズを使いました。
●ポーズは台座に座った「座リポーズ」と台座の上に片足立ちの「立ちポーズ」

材質：人形　石粉粘土　小物　木、紙　アクリル絵具塗装
　　　台座　木、石粉粘土
　　　衝立　ポリプロピレン＋和紙

大きさ：座り 大　台座120×120　高さ170mm
　　　　座り 中　台座 98×98 高さ140mm
座り 小　台座 75×75 高さ130〜135mm
立ち 大　台座 80×80 高さ145mm
立ち 小　台座 75×75 高さ130〜135mm

ご注意
●人形は粘土製なので落としたり、強い力が加わると台座から外れたり、
　破損する場合があります。
●台座は木材に粘土を付けているので、落としたり、強い力が加わると、
　破損する場合があります。
●保護ニスは塗装していますが、防水機能は強くありません。
水気のない所に置いてください。

※発送は十分に梱包してお送りしますが、人形や台座は粘土製なので、
　取れたり、破損する場合があるかもしれません。
　衝立は台座に接着してありますが、強い力が加わると、外れたり、
　破損する場合があるかもしれません。
　発想の段階で、破損した場合は、ご返送(着払い)ください。
　修理、もしくは作り直してお送りします。