■sheep-ish

その名の通り「ひつじっぽい」。
羊と戯れている気分で作品作りを
楽しめる手つむぎ毛糸。
品種ごとの個性を味わえる毛糸です。

主に北海道の牧場で直接分けてもらった
元気な羊の毛を、手間ひまかけて
洗いからすべてを手しごとで紡いだ毛糸。
天然色のままだったり、染めてみたり...。

海外産の単品種の羊の洗い済み羊毛を
紡ぐこともあります。


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チョコレートのようなこげ茶色です。


食肉用に飼育されている羊です。
毛糸のために品種改良されたメリノ種と比べると
繊維が太く、ややゴワつき感があります。

空気を含ませながら糸を創る
手つむぎ糸ならではのふんわり感と
弾力のある素朴な風合いをお楽しみください。

薬品は使わず家庭用洗剤(無香料のもの)で
洗いますので油分(ラノリン)が多く残り、
しっとりした仕上がりです。
羊毛由来の油分の残る独特の風合いに
仕上がっています。





このページの毛糸と同じ個体の毛を
ひと続きに紡いでおり、紡ぎ加減も同じです。
グラム数が少し異なるために(80g程度、2カセ)
別の販売ページを設けました。



"カラード"と呼ぶ色付きの毛を
分けていただくことができました。
全体的にこげ茶ですが、グレーの毛も
混ざっています。
白い毛の個体がほとんどですので
大変貴重な羊毛です。

洗いから染め、紡ぎまで全て手しごとで
仕上げました。藁クズのような
夾雑物が混ざることがあります。

素材　北海道産テクセル

計量時重量　　52g　
吸湿性がありますので
多少前後する場合がこざいます。


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イベント出店時に糸つむぎの実演をしていると
ご年配の方から
「懐かしい! 緬羊(めんよう)の毛糸だね」と
お声がけいただきます。

北海道の農村地域では、昭和の中、後半頃まで
庭先に羊が飼われてるのは見慣れた光景だったそう。
冬の間は、その羊の毛から作ったセーターや手袋を
身につけていたと伺いました。

工業製品として採算を取るのが難しく
現状ではほとんどの羊毛が捨てられています。
いのちを丸ごといただく、という思いと、
少し懐かしい北海道の文化を残せたら、という
思いで紡いでおります。

無香料の家庭用洗剤で洗って紡いだ毛糸。
ここまで加工の少ない毛糸は
市販糸にはまずありません。
昔懐かしい、素朴な風合いをぜひお楽しみください。



放牧の始まる前が毛刈りのシーズンです。
まだ寒いながらも、ようやく本格的な春を感じる頃に
毎年牧場にお邪魔して、少しお手伝いをしながら
若くて健康な個体の柔らかい毛を分けて頂いています。

5-60kgはある羊を上手に押さえながら
バリカンで全身の毛を素早く刈っていく
毛刈り職人の技は圧巻です。


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全て一人で作業をしているために
大量生産はできません。

羊毛のふわふわを指先から少しずつ繰り出して、
撚りをかけて糸を創る糸紡ぎにはとても時間が
かかります。

刈り取られた羊毛を洗い、紡ぐ前の状態に
するために繊維を整える作業も
紡ぎと同じくらいに多くの時間がかかります。

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編み針は、毛糸の一番太い部分を基準に、
ご自身の手加減を加味して、
ゆったりとした編み時になるように
お選びくださいませ。




他にも手紡ぎした毛糸を販売しておりますので
あわせてご覧いただけたら嬉しいです。


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***手つむぎ毛糸は均一ではありません。

*** お洗濯の際は、ぬるま湯で手洗いを。
脱水はネットに入れて30-60秒程度を
目安にして、その後は平らに干して
陰干しをしてください。

***透明袋に入れた簡易ラッピングは無料。